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日本テレビ「スッキリ!」
― 飲酒が「あり」「なし」で量刑は? 20歳男ひき逃げで3人死傷 ―
(2015.8.25放映)
8月23日(日)、神奈川県葉山町で、歩行者の列に乗用車が突っ込み、1人が死亡、1人が重体、1人が重傷という事故が起きました。
運転していた20歳の男性はひき逃げをし、帰宅したあと、事故から1時間後に警察に出頭しました。
状況からして飲酒運転が強く疑われるところ、男は、出頭前に自宅でビールを飲んだと供述しているようです。
日本テレビは25日の「スッキリ!」で、この事故をとりあげました。
その中で私は、運転者本人がどのような罪に問われるかを解説しました。
1. 事故前に飲酒していない場合
過失運転致死傷罪 + ひき逃げの罪
2. 事故前に飲酒していた場合
危険運転致死傷罪 + ひき逃げの罪 + アルコール等影響発覚免脱罪
ただ、番組内では説明されませんでしたが、危険運転致死傷罪が適用されれば、発覚免脱罪は吸収される可能性が大きいと言えます。
この事故は死傷者が複数出ていて、被害の結果が大きい一方、加害者が自首をしていることから減刑の対象にもなります。
量刑については、
1.の場合 5年~7年
2.の場合 7年~10年
程度が考えられます。
詳しくは、「テレビ出演」ページをご覧下さい。
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交通事故弁護士
加茂隆康事務所
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