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テレビ朝日「大下容子 ワイド! スクランブル」にパネル出演しました。
ー 時速194㎞で死亡事故
危険運転認め懲役8年判決 ー
2024年11月28日、大分地方裁判所は時速194キロで自車を運転し、死亡事故を起こしたケースにつき、危険運転致死罪の適用を認め、被告に懲役8年の実刑を言い渡しました。
テレビ朝日「大下容子 ワイド! スクランブル」では、24年11月29日、この判決を取り上げました。
コメントを求められた私は、
「ようやく常識にかなった認定がされた。
その一方で、懲役8年は軽い。遺族にとっては、納得しがたい判決だと思う」
とパネルで伝えました。
また、法務省の検討会では、危険運転致死傷罪の適用に関し、数値基準を設置する旨の報告書を作成しました。
これについても私は、
「法の適用を明確にする意味ではかなりの前進だが、数値にわずかでも達しなかった場合、危険運
転致死傷罪が適用されなくなる懸念もある。『準危険運転致死傷罪』の創設や、過失運転致死傷
罪の法定刑の引き上げも検討してよいのではないか」
と提案しました。