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テレビ朝日「大下容子 ワイド! スクランブル」
どこから" 危険運転 "に? - 法制審議会"飲酒" "高速度" で数値基準案 -
(2025年9月30日放映)
飲酒運転や超高速度での運転で死亡事故を起こしたケースにつき、これまで危険運転ではなく、過失運転とされてきたケースが多々ありました。
このため、危険運転の適用条件を数値化すべきだという意見がかねてからありました。
法制審議会は、2025年9月29日、数値基準のたたき台として、飲酒運転、高速度運転につき、それぞれきびしい数値とゆるやかな数値の2つずつを提案し、かつこれらの数値に達しないケースでも、「アルコールの影響で正常な運転が困難な場合」とか、「危険を回避することが著しく困難な高速度」と評価されれば、危険運転に問える余地も残しまた。
テレビ朝日の「大下容子ワイド! スクランブル」では、2025年9月30日、この問題をとりあげ、私は番組内のパネルで、次のようにコメントしました。
「複数の数値案が示されたことで、今後の議論に幅をもたせる柔軟なたたき台になっている。
また、数値基準に限らず危険運転を適用させる可能性を示したことで、数値にわずかに満たないケースが過失運転になってしまうことへの被害者側の不満を解消する方向性につながっている」